明治42年、東京都台東区浅草清川町に新井商店を創立し、古藁工品類の集荷販売を開始したのが新井商店の始まりです。当時の包装材は藁や麻袋が主流。例えば米俵にしても、中のお米を使ったあとの藁は、回収して卸商に集められ、お米を詰め直して小売するというリサイクルが行われていました。その古藁を移動させる仕事が新井商店の最初のビジネスです。破損して再利用できなくなった袋は、藁半紙などの製紙原料として製紙メーカーに販売するなど、新しい事業にも着手しながら業容を拡大していきました。
転換期は昭和30年代。包装資材は藁や麻袋から段ボールが主流に…。将来的に藁はなくなると判断して古紙の回収を手掛けるようになったことで、現在の新井商店グループの基礎が築かれたのです。私たちは今、200年企業を目指して挑戦し続けています。だからこそ、人財の採用、教育にも力を入れています。100年続いた企業だからこそ、夢物語ではない現実の200年を目指しています。